Izumi Kyouka & Nakajima Atsushi
Trigger Condition
Before Battle
中島さん、先ほど何か話があると言っていましたが
What do you think is the meaning of being alive?
ええ、尊敬する鏡花さんに一度お聞きしたかったのです
私達が生きる意味とはなんなのでしょう
誰もが一度は抱く疑問ですね。あなたはどう考えているのですか?
I believe it's something to that effect. *
理由もわからずに押し付けられたものを受け取って、理由も分からずに生きていく……
そういう風に考えています……
I feel a little differently. The world we live in is but one out of many.
I think it's better for us to find our reason for living depending on the world we are in.
僕は少し違います。僕達の生きる世界なんて、数ある世界の一つでしかないのですよ
この世界で生きる理由はこの世界で見つけていけば良いのです
いつ、どこにいても自分は自分なのですから
... Are we really ourselves?
Even when, like in Kyouka-san's tales, we cannot tell the differences between dreams and reality?
……本当に自分は自分でしょうか
鏡花さんの描く物語のように、夢と現実の境がわからなくなっても?
そして、じわじわと夢に侵食されているとしても……?
I was just talking nonsense. Please forget it...
……いえ、何でもありません
つまらない話をしてしまいました。忘れてください……
...Is that so? You can always consult me when something is wrong.
……そうですか、何かあればいつでも相談に乗りますよ
人が困っているところを見捨ててはおけませんから
Izumi Kyouka & Koizumi Yakumo
Trigger Condition
Before Battle
八雲さん、あなたは怪談をよく研究されていますね
But, your fantastical stories are also 'complicated and bizarre'! Or so I think.
ワタシは日本の怖いお話、不思議なお話が大好きなのデス
でも、アナタの幻想的なお話も複雑怪奇!だと思いマス
Lately, there has been a trend to consider such stories as made-up as well.
ありがとうございます
最近はこういった話を眉唾物(まゆつばもの)として見る向きもあるようです
確かに!怪談をタダの過去の迷信として扱われるのは心外デス
正直なところ、僕は不安なのです。不思議なものは文明開化と共に失われゆく運命なのかもしれないと......
people will always look to the mysterious as a way to explain the unexplainable.
安心しましょう鏡花サン!今はそうかもしれませんデスが、時代が変わっても
不思議は人が理解できないものを納得させる手段として、求められるものデス
I'm sure everyone would still love a profound mystery now and then!
フフ......そうだ、怪談大会をしマショウ!
きっと皆さんが、今も摩訶不思議なお話が大好きだということ、わかると思いマス!
Ozaki Kouyou & Tokuda Shuusei
Trigger Condition
Before Battle
Heavens...... Being pupils from the same hometown and all, can't you at least exist without being at odds?
あ秋声よ。また鏡花と一悶着あったと聞いたが、どうしたのだ?
全く……同郷の弟子同士、せめて反目せずにはいかぬものかのう?
……彼奴(あいつ)が耳に入れたようですが、僕からは何も言うことはありません
However, Kyouka will not acknowledge that twistedness. Basically, you two simply cannot get along.
我は秋声の、その捻くれた精神は嫌いではないぞ
だが、鏡花の奴は曲がったことを認められぬ。主とはそりが合わぬ訳だ
But no, he has to go and butt heads with me.
彼奴は彼奴で勝手にやっておけばいいんですよ
僕に突っかかってくる必要なんてないのに
Just formerly, he was worrying himself, saying he cannot understand you at all, you know......
どう言っておろうが、結局は汝のことが気がかりなのであろう
先(せん)も気をもんでおったぞ、秋声の事を全く理解できておらんかった、とな……
As long as you do not forget your duty as a pupil, I do not mind. You may go.
え……まあ、よかろう
弟子としての本分を忘れなければ、我はそれで構わぬ。行って良いぞ
Kouda Rohan & Izumi Kyouka
Trigger Condition
Before Battle
You sure look gloomy...... Where's your usual confidence?
紅葉のとこのモンじゃないか。たしか、泉だったな?
暗いな……いつもの強気はどうした?
I am troubled in thought. Kouyou-sensei is just so amazing, that as his pupil, I wonder what I can even do.
幸田さん……あなたなら分かって頂けるでしょうか
僕は、思い悩んでいるのです。紅葉先生はあまりに偉大すぎて、弟子として僕は何が出来るのだろうかと
There are two types of effort. One is direct effort, and the other is indirect.
ふむ……なるほどな。参考になるかはわからんが、俺の努力論を聞かせよう
努力には二種類ある。直接の努力と、間接の努力だ
It could be that you're studying too much under the master in front of you, and neglecting indirect effort.
目前の事に全力を尽くす努力、そして基礎となり未来の源泉となる努力だ
お前は目の前の師に学ぶあまり、間接の努力が疎かになっているのかも知れんな
……そうかもしれません、ですが僕には紅葉先生の存在は大きすぎるのです
今お前は、師の側で学んでいるが、いずれ己独自の道を往かねばならん。必ずな
Izumi Kyouka & Hirotsu Kazuo
Trigger Condition
Before Battle
見違えましたね。あの小さなお坊ちゃんがこんなに立派になろうとは思いませんでした
お坊ちゃんはやめて頂けませんか……今は自分も文士の端くれですから
I'm glad to see you again.
端くれなどと謙遜する必要はありません。あなたはお父上に勝るとも劣らぬ作品を書かれたのですから
また会えて嬉しいですよ
自分もです。折角再会できたのですから、これからは鏡花さんのお役に立ちたいと思います
殊勝な心掛けです。紅葉先生の所へはもうご挨拶にいきましたか?
はい。自分を見ると父の作品を思い出すと言って、硯友社の思い出話を長々と……
そうですか。元気なあなたと再会できて、紅葉先生もさぞお喜びだったでしょう
A little child. He scolded me for this and that.
ええ……とても良くして頂きました。ですが、紅葉先生にとって自分はいつまでも
幼子のようです。あれこれとお小言を頂きました
You are, so to speak, the youngest child of the students group. It's natural for him to cherish you like his own child.
紅葉先生は、弟子も、友人も皆自分の家族のように考えるお方ですから。
あなたはいわば門下の末っ子です。自分の子のように大事にするのは当然のことですよ